サイコ、最高。

帝国を築くための、第1歩のブログ。死ぬ以外はかすり傷。金融リーマンの日常と考えの発信の場。

俺の人生 ヒッチハイク日記

  N崎とのヒッチハイク日記、都度書いてたのでそのまま載せます!写真は、色々な都合で載せれないのでご勘弁を!

 

ヒッチハイクの旅概要★

  大阪駅別府温泉の約2日間半の旅。3000円だけ握りしめて往復に挑戦。濃いキャラの人たちともたくさん出会った。

 

◾️1台目(8/11 23時)

大阪駅から兵庫のIC入り口まで

  37歳男性。散髪屋で仕事をしているらしい。

  直前まで、大阪駅に路駐していた彼の車が盗まれたと思って、警察を自ら近くに呼ぶも、普通に車があったため飲酒運転で帰る場面にたまたま俺たちが遭遇。怖かった。

  最後らへんに本当はこの道ちゃうねんぞとひたすら繰り返していたが、下ろしてくれたところから5分で家につくらしい。はにゃ


  兵庫のIC入り口でボートヒッチを20分粘るも結果出ず。赤信号で止まってる車を狙う。


◾️2台目(8/12  12時半)

・兵庫のICから兵庫のPAまで

  40半ばの男性。右折途中に無理矢理声をかけてのせてもらう。第一印象は優しそうで仕事帰りのサラリーマンだったが、こいつはとんでもない奴だった。

  「お仕事なにされてるんですか?」「詐欺師~(-。-)」

  また酔っていた。大阪の夜は飲酒運転が当たり前なのか。再び恐怖のなかで会話を弾ませる。いろいろ聞いたけど詐欺師は本当っぽかった。ヤクザと繋がってるとか、女性担当とか、月200万とか、愛人二人おるとか…

  別れのときよく顔見たら年の割にイケメンだった。IC入る予定も無かったのに入ってくれたしまあええ人やったんかな、頑張れ詐欺師。


◾️3台目(8/12 1時半)

・兵庫のPAから岡山のPAまで

  26の男性二人組。PAで適当に声かけてたら快くOK!トイレ行くから待っといてと言われ待ってたらデカビタくれた。小さい人は繊維のメーカー。ぽっちゃりの人は車の整備士。エハラマサヒロに似てますね!っていったら不服そうな顔してた。

  エハラは、やたら沈黙を嫌い、ひたすら会話を続けようと気を遣ってくれていた、こっちも話すの疲れるくらい。学生相手に仕事の話や人生観をでかく話せるのが嬉しそうだった。そんな中、N崎が躊躇なく寝た。会話を続けるのは俺の使命。一時間くらい、疲れた。。

  最後はオニギリ奢ってくれた、感謝。小さい人にTwitterアカ教えたけどフォロワー2人だった。


◾️4台目(8/12  3時半)

・岡山のPAから広島のPAまで

  60代?の男性女性夫婦、とダックスフンド。車の横で一服してるところを声かけさせて頂いた。お父さんがTHE.紳士って感じで渋かったし、お母さんはお上品で本当に格好いい夫婦だった。

  お父さんがN産の人で、おれの内定先のお客さんらしく、仕事のこともいろいろ教えてもらった。N崎は寝てた。息子のように可愛がってくれた、ありがとうございました。


  広島のPAに5時くらいにつく。そこに無料のマッサージチェアが2つあったのでそこで寝ることを決意。真横に仮眠禁止という貼り紙があったが、見なかったことにした。

  9時半に起きようと約束し、寝てたら9時半に係員がダメですよって注意しにきた。せんきゅー目覚まし係員。

  そこにシャワーもあり、体もベトベトしていたので浴びるために初めてのお金を使う。100円使う。

  ヤバそうなサーファーらしき奴もシャワーを浴びに来ていて俺らが浴び終わったときに入っていたが、突然シャワーの個室から「ウゥオワーーー!!」と聞こえて俺とN崎は戦慄を覚えた。後から個室を覗いたらしっかりしたウンコが4つあった。彼が被害者か犯人かは謎である。

 

◾️5台目(8/12  10時)

・広島のPAから福岡の下道まで

  広島のPAということもあり、車のプレートには広島、福山ばかり。その中に、光って見えた。“北九州”。車の中には誰もいなかった。俺たちは容赦なく待ち伏せした。すると、一人の男性が帰ってきた。快くOK!40代男性。第一印象通り、大人しく無口な人。本当に優しすぎるくらいで、独身らしい。俺は今まで寝ないと決意していたが遂に寝てしまった。N崎は当然のように助手席で寝ていた。二人とも寝てしまうという期間が一時間ほど発生していたと思う。おっちゃんはそのとき何を考えていたんだろう。

  途中で食った150円の焼き鳥がくそうまかった(奢ってはくれなかった)。

  そこからも一時間ほど乗せてもらった、有名な曲のカバーがずっと流れてた。AKBとももクロだけ本人やったような?ファンなんかな。

結局関門海峡も越えて福岡まで送ってくれた。ありがとうおっさん、結婚しろよ!


  14時から北九州市の港やレトロ街ぶらぶら。ファミチキ我慢できず食べる。残金2580円。雨降ってるしベンチでちょっと待機。


◾️6台目(8/12  15時)

・福岡の北九州市端から小倉駅まで

  50代男性とその息子。土砂降りの雨の中サングラスをしている男性が駐車場から出てきたのですかさず声をかけた。ヒッチハイクの「ヒッチ…」くらいのところで無理って言われたけど構わず話して入車。グラサンは最初はツンデレやったけどかなりお話好きの様子だった。終いには息子の数学教えてやってくれって言われた。無理。

  息子は、俺たちが入車するやいなや写真をとり、友達に送りつけていたが高1なので許す。銃が好きらしく、ちょっと遠出して火薬買いにいくらしい。変なやつだった。

 

◾️7台目(8/12 17時)

小倉駅から豊前の道の駅まで

  三車線ある中で強引にドアをノックしヒッチハイクに成功。32の女性だった。8時半から後輩と近くで映画を見るつもりだったらしいが全然違う方向なのに連れてってくれるらしい!面白そうやからとかいって後輩の女性も途中から呼んで男2女2のただただ楽しいドライブだった。

  二人とも看護婦で仕事の愚痴とか、彼氏ができないとかいろいろ話を聞いた。おっさんばっかりと話してたから本当に癒しになったし楽しかった。お姉さんも奮発して一時間半もドライブしてくれた。これはでかかった。Twitter交換。

  豊前の道の駅で大量の金魚がいて、焼いて食べたくなるが我慢。パズドラ少々。

 

◾️8台目(8/12  20時)

豊前の道の駅から中津の道の駅まで

  40歳くらいの男性、広告代理店の社長を捕まえる。見るからに仕事ができそうな感じで格好よかった。だが、仕事ができる人はコミュニケーションは最低限のようだ。俺たちの質問はさらりと返し、ビジネスのように周りの人達に電話をかけ始めた。(俺たちを遠くまで乗せていけるか) 

  まるで機械作業のような電話に、俺たちは横で唖然とした気持ちと感謝の気持ちが混ざってよくわからない気分だった。

  結局、都合よくは見つからず次の道の駅で解散。

 

◾️9台目(8/12  21時)

・中津の道の駅から宇佐まで

  仕事してフットサル帰りの26の男性。見た目はまあまあイケメンなのだが、またもや無口。質問に対する返答が3秒くらい間がある。たまに応えがないときも。

  移動距離も短く話すことも少なく、赤信号のタイミングで降りたので写真取らず。笑

 

◾️10台目(8/12  21時半)

・宇佐から別府駅付近まで

  宇佐で、21時半。こんな時間から別府温泉に向かう奴はほとんどいない。だがしかし、さらに遠くに行くやつがいた。宮崎である。別府なんぞ通過点である。36くらいのおっちゃんがダンボールを避けて乗せてくれた。

  そのおっちゃんは夢を追いかけるのが好きらしく、高卒で旭化成とかいう大企業に入るも、上司のようになりたくないという理由で9年で退社。そのタイミングで奥さんにも別れを告げられたらしい。ちなみにそのときに妻から離婚を迫られたらしいが、彼女、セフレといろいろいたらしい。収入がどうたら言うていたが、浮気が2回同じ人バレたのが離婚の原因だろう。

  その後は餃子をつくることに夢を感じたらしい。ついでにラーメン店もオープン。1号店、2号店、3号店、と店をだし潰れる。夢はどこまでも追いつかない。今は餃子中心にやっており全国を駆け回っているようである。2人目の奥さんとも月1.2回会ってるし丁度や!とか謎の発言してた。

  人生観やら男のロマン、いろいろ話を聞けて、チャラチャラしてるけどなんか憎めない人だった。餃子も成功してほしい。名刺もらったし、いつか注文しよう。


  ここで別府駅付近の美味しいラーメン屋でおろしてもらう。うめえ!!

  久しぶりのちゃんとしたごはんだった。

  別府駅付近で別府温泉を探す。23時となると空いているところも少ない。仕方がないのでボロボロだが高等別府温泉としっかり名前のついている200円のところに入る。

  中は、刑務所を彷彿とさせるようなうるさいおっさん、風呂の狭さ、汚さ。柔術全日本チャンピオンのお父さんがいた。適当に会話流して風呂に入る。安いといえども久しぶりの湯船!気持ちよかった。

  別府駅で家泊めてくれ~ってダメもとで5人くらいに声かけたけど無理。そのボロ温泉の宿に知らんおっさんと一緒の部屋で泊まる。

 

・10時15分起床(9時チェックアウト厳守)

 

◾️11台目(8/13  11時)

別府駅付近から宇佐のプール付近まで

  一応ゆっくり寝れた、今日もヒッチハイクが始まる。北方面、北西方面どちらでもよかつたので割りとすぐ見つかると思い、若い女性を狙う。信号前でゲット!

  宇佐のプールに行く21、同い年の女性二人だった。しかも二人ともべっぴんさん。テンションあげあげ!会話が弾む弾む。大阪なことめっちゃ誉めてくれたし、とりあえず朝から最高のヒッチハイクだった。二人はプールに行くから途中のモールの駐車場のところで下車。2人で大阪来るらしいし、そのときは恩返ししまくらないと。Twitter交換した。

 

◾️12台目(8/13  13時)

・プール付近から中津のコンビニまで

  ここは方向的にもいける!結構すぐに捕まえた。23のぽっちゃりした女性。後にN崎と話していたが、見た目の割に普通の人だった。他愛もない話をした。

  途中、彼氏から「気合い入っとるっちゃー?!」って電話があって面白かった。

 

◾️13台目(8/13  14時半)

・中津のコンビニから家まで

  コンビニ付近でヒッチハイク。一時間ちょいやったけどなかなか捕まらず。諦めかけてコンビニにいると奇跡的に連れてってくれるらしいおっさん登場!さらに、後ろにはもう1台車が。

  なんと、親戚の集まりらしい。俺たちは何故か親戚の集まりに参加することになった。家に連れてってもらうのはヒッチハイクをして初めてである。玄関に着いた瞬間自分たちが何をしているのか分からなくなった。


・家にて

  部屋に入れてもらった瞬間、やばい金魚が目につく。真っ黒のデメキンが水槽の端っこで動かない。死んではいないが半年間この状態らしい。お父さんが言ってた、うちの金魚は寝るんやぁ!

  笑っていいのか分からなかった。

  お母さんがなんとなんと、ラーメンと白ごはん、漬け物とサラダをご馳走してくれた。本当に美味しかった。こんなことが起こるのはカメラ回ってるテレビだけやと思っていたし感動もした。

  6人でドーナツ食ってコーヒー飲みながら談笑し、家族みたいな時間を過ごした。

  N崎がお父さんのパンツを貰った。

 

◾️14台目(8/13  17時)

・家から小浜駅まで

  その家のお母さんの妹さんが、小浜駅まで送ってくれるというので乗せてもらう。そのお母さんの娘も同乗していたが、あの家庭、親戚の中で生まれてくるとは思えないくらいの不良ガールだった。

  26歳で、今はショーダンスの仕事をしているらしい。Facebookを覗いたらどえろい格好でダンスしてた。見に行きたい。

  お母さんが病院、今は精神病院で働いているらしく、そこの話も聞いたりして最大の優しさを受けた親戚さんたちから別れを告げた。

 

◾️15台目(8/13  18時)

小浜駅から門司港まで

  門司港で、19時50分から花火があがるというのを聞いていた。小浜駅から祭りに行く人はかなりいるはず!ヒッチハイクも簡単だった。

  19歳の美男美女カップル発見!乗せてもらえた。聞くと、出身は二人とも九州だが、彼氏は東京、彼女は京都の大学に行っている遠距離カップルだった。高3から付き合ってるらしい。素敵。

  途中で俺がBIGBANGのファンと言ってしまったが、流れてくる曲が知らないのも多く、にわかってことがバレてしまった、反省してるぜ。

彼らの祭りを邪魔したくはないので着いたらそそくさと立ち去った。

 

門司港にて

  祭りを楽しむ。ビール500円やけど買ってまう。花火が13000発とか聞いてたし、関門海峡はさんで2方向から花火打ち上げててめっちゃキレかった。

  花火に背を向けている少年や、ひたすらiPadと話しているインド人など周りにキャラが濃い人が多かった気がする。

  花火も終わり、本当にきれいなひとが多かったから女性と話したくなる。同い年くらいの女性二人を捕まえて、1時間半ほどヒッチハイクの苦労話、おもしろ話や大人の話をした。おもろぅ!

 

◾️16台目(8/13  23時)

門司港から下関まで

  歩いて関門海峡渡ろうぜというノリになるも、同じヒッチハイクをしていた立命館の大学生に10時に歩行者ゾーンは閉められますよと教えられ、仕方なく普通にヒッチ。

  40歳くらいのオッパブの店員の男性を捕まえる。小さいオッパブらしく、店の質も低いらしい。23時やのに今からキャッチしにいくって言ってた。見た目結構キモオタに近かったし無理やろ!!

 

◾️17台目(8/14  3時)   

・下関から小浜まで

  俺たちは勉強不足だった。関門海峡を中途半端に渡ってしまったため、山口県のみICのる車を探すという状況に。無論、12時越えているのでいない。

  高速道路付近を歩き続け、本当に周りに明かりも何もなく、野宿(地べた)を考え始める。このへんでN崎は北九州人に一人狩りやられる。

  ここでなんと、奇跡的に車を発見。もうどこでもよかったから乗りたかった。19の大学生3人と、17の高校生一人だった。北九州に戻るらしいが俺たちには好都合だった。

  山口県民はいない。これを確信した俺たちは北九州に戻ることを決意した。

  こいつらとあまり会話はしていない。進路を考えてくれた、ありがとう。

 

  北九州に戻ってきて、可能性はあがったものの、時間が時間である。トラックとタクシーがほとんど。少ない車の中でも、信号が青のときは絶対にとまってくれない。それが絶妙に赤にならないのである。


◾️18台目(8/14  3時半)

・小浜から兵庫PAまで

  本当に歩道橋の下とかで寝ようと考えていたところ、N崎の提案でIC入り口で本気で止める作戦に変更。危ないけどこれしかないきがした。

  そこから10分後、なんととまってくれた!しかも豊田ナンバー!

  大阪と伝えると何故か「乗っちゃいますか!」とノリノリな30代男性である。車内で初めに15分ほど会話したのは覚えている。しかし、彼は特殊能力を使えたようだ。“ヒッチハイクで乗せた者を眠らせる”

  俺たちはまんまとやられた。起きたら岡山のPAにいた。!!。また運転開始。俺たちは特殊能力には勝てない。またもや目を閉じさせられ、次は兵庫のPAにいた。

  ヒッチハイク距離でいうと、圧倒的に1位である。しかし、会話は基本的なことしかしていない。圧倒的優しさ!!!!!、

  もはや申し訳なさも感じなかった。


◾️19台目(8/14  9時)

・兵庫のPAから蛍池駅まで

  インターから下道出る人探すのが意外と面倒くさかった。俺とN崎が手分けして探したので、同じ人に2回声をかけるという事件が2件発生した。相手の顔がヤバかった。

  大阪ナンバーのプリウス発見!おじいちゃん1人やったから行ってみたから快くOK。70の元気な人だった。

  途中から気付いたが、かなり耳が遠い人だった。俺たちはそれに気づいて、「はい!」「そーなんですか!」という相槌を途中から「トゥレェェイ」「ナマュチュ」という言葉等に変えていた。個人的にそこがツボだった。阪急蛍池駅で解散!何故か写真撮るの断られた。

 

◾️20台目(8/14  10時)

蛍池駅から大阪駅まで

  蛍池駅から大阪駅は車ですぐ!最後である!M上が近くに住んでいるから電話したが出ず(もはやヒッチハイクではない)。普通にヒッチハイクを始める。なんとなんと、ベンツに乗っているおじさんおばさんのヒッチハイクに成功!はじめてベンツにのった。

  おじさんは何を言っているのか分からなく、俺たちは顔を見合わせて「そーですね!」を繰り返していた。

  おばさんにはヒッチハイクの体験談をし、そこから何故かお金の価値が変わってきていることを教えられ、非常にためになった。

  ベンツって最後にふさわしい!ありがとうです!大阪駅ついて解散!

 

  まとめると、人の優しさにずっと触れていた旅だったと思う。全ての出会いに感謝。

ヒッチハイクは徐々に要領を掴んでうまくなったかなと思う。笑

またしたい!